プロボノ岡山 業務の流れ

HOME > 業務の流れ

main_top_c.png

専門家によるサポート

プロボノ岡山は、平成22年12月1日に設立しました。
市民活動グループやNPOの方、また、中間支援NPOの方などのニーズと、士業を中心とした専門家との考えの合意により生まれました。
どんなお手伝いができるか、何が必要とされているかは、今後の活動を通じて、成長させていきたいと考えています。
プロボノ岡山にご協力いただく方は、それで事業を行っている「専門家」だけでなく、企業や家庭生活の中で培った知識を市民活動・NPOで活かしていこうと考えていただける方です。

main_top_c.png

プロボノ岡山の専門家による活動支援の考え方

AJ022_L.jpg

 NPOが活動を進めるうえで、又は、若い世代の方が、個人やグループで、又はNPOや会社などを設立して、社会に役立つ活動を行いたいと思った場合、どこに相談すれば良いのか分からないことも多いと思います。また、専門家に相談しようとしても、どの専門家が、自分たちが抱えている問題の受け口になってくれるのか分かりにくいものです。
 「プロボノ岡山」は、中間支援NPOなどとともに、そうした問題を、とりあえず相談する相手としての位置付けからスタートしたいと考えています。

プロボノ岡山の専門家支援の費用の考え方

CG084_L.jpg

 ボランティア活動というと、当然のように「タダ」と考える方もいらっしゃいますが、
まず、基本的に「ボランティア」という言葉を、「無償」とは考えないところからスタートしたいと思います。

「自ら進んで行う」という意味で「ボランティア」ですが、「0円」が原則ではありません。
なぜなら、プロボノ岡山に要請される活動内容や期間によって、負担が大きく異なるからです。

従って、進め方は原則として以下のように行います。

1.プロボノ岡山への要請(市民活動グループ、NPOや中間支援NPOより)
2.要請の概要や地理的な面も配慮し、プロボノ岡山のメンバーに通知
3.プロボノ岡山のメンバーと、要請NPOとの打合せ
4.そのメンバーとNPOとの条件が合えば支援を行う。
 *ここで条件というのは金銭だけの意味ではありません。
   必要とされる内容や目的、地理的条件や期間など、
   プロボノメンバーの負担も踏まえて、どの程度のお手伝いが可能か判断します。
   従って、例えば、0円の場合もあるでしょうし、交通費だけということも、
   メンバーそれぞれの判断により、あると思われます。

いずれにしても、ご相談いただければ嬉しく思います。



ボランティアと費用の考え方について(補足)

DR133_L.jpg
市民活動に関わり始めた頃から、いや本当はもう少し前から、「ボランティア活動」=「タダ働き」という考える方に疑問がありました。
 「人のため、社会のため」という考え方だけで、自分の時間と労力とお金を負担できるほど自分が立派とは思えないからです。
そのため、NPOや市民活動に関わりたいとは思っていても、反面、自分の仕事に負担が掛かったり、自分の家族と過ごすべき時間が少なくなる不安から、これを、どう考えれば良いのかが分からないまま過ごしていたのです。


 そうした疑問が解消したのは「せんだい・みやぎNPOセンター」理事の加藤哲夫さんの話を聞いたときでした。彼は、市民活動という言葉すら無いような時代からさまざまな活動に取り組まれてきました。
その彼から、
『ボランティア=タダ』ではないのが当たり前。
『市民活動は自らの問題を自ら解決する。』
誤解を生みやすい言葉ですが、「タダではない=営利目的」ではない。また、ここで自ら解決するとは、他人に協力を求めないことでも、他人の手助けをしないことでもなく、自ら積極的に誰かに働きかけることを意味し、決して受け身で誰かが助けてくれるのを待つことでも、助けてくれない誰かの責任にすることでもない。
というような内容の話を聞きました。

 そこで、「ボランティア」=「自分を犠牲にして、社会貢献する」というのではなく、『自ら積極的に、支援を求める人のために、「自分が出来る範囲で、自分の能力を活かして」行える活動』と位置付けることで、より多くの方の支援を集めやすくしようとしているのがプロボノ岡山の考え方です。

 いわゆる「手助け」がボランティアの基本であることは当然理解していますが、直接手を出さなくても、時間が少なくても、出来る支援はあるとも感じています。また、現在の情報技術を使えば、より広範囲の方の支援も可能だといえます。

従って、さまざまな分野のより多くの方に、ご協力いただければ嬉しく思います。

プロボノ岡山 代表 下村幸喜

inserted by FC2 system